実践:高等学校 計測制御「シーケンス制御」

岡山県立笠岡工業高等学校で第3学年 電子計測制御「シーケンス制御」の授業が行われました。
実践日:平成27年9月10日(水)  授業者:榊 渉 教諭

活用したICT タブレット/プロジェクタ/動画/インターネット/無線LAN
活用したアプリ keynote/Ping-Pong/Dropbox/Note
ポイント スライド:実物の写真や動画・アニメーションを提示する
タブレット:一人一台のタブレットで演習や課題に取り組ませる
アプリ:演習時の進捗状況の把握し、全体提示等に活用する

- 指導の流れ「シーケンス制御」-

学 習 課 題

シーケンス制御を行う上で使用される基本的な機器や種類を知り、原理や動作・図記号、使用方法などについて理解させる。

導 入

●前時の復習 <活用>スライド
・シーケンス制御とは ・実用例 ・なぜシーケンス制御が用いられるか

●学習課題を知る

展 開

●動画を視聴 <活用>スライド/動画/アニメーション
・スイッチやリレーなどの機器をしるとともにそれらの仕組みを理解する。
・機器の図記号を覚える。

●話し合い
・どのような機械に使われているか等グループで話し合う

●問題演習 <活用アプリ>Ping-Pong

●話し合い
・授業内容を振り返る
・図記号などがきちんと書けているか確認する
・全体に提示された回答例について話し合う

●確認テスト <活用アプリ>Dropbox/Note
・アプリを使用した確認テストをする
・スト終了後、先生用ファイルボックスに送信する。

ま と め

● 本時のまとめを確認する

活用したアプリ

・keynote
授業内容のスライドの作成・提示に使用。PowerPointよりもビジュアル効果が多彩で、iPhoneやiPadからプロジェクターを通して投影した場合、iPhone等の画面には表示中のスライドとその次のスライドが表示されているので「次話すことは何だったかな」といった状況が生まれないのが利点である。

・Ping-Pong
授業内容を説明後、理解と記憶を深めるための演習時に使用。生徒の生の様子をリアルタイムで知ることができ、スクリーンに解答を表示することで討論等の言語活動が生まれる。

・Dropbox
確認テストの保存・配布・提出に使用。生徒用のiPadに共有設定をし,Dropbox内にあるPDF形式で作成した確認テストを自分のiPadにダウンロードし,さらにiPadのPDFファイル編集アプリを使うことで解答を記入,それをまたDropbox内に保存をしている。

・Note
生徒が確認テストの解答を作成するために使用。PDFファイル編集アプリのひとつで、Dropboxや他のクラウドサービスとも連携しているのが利点である。

 - 高等学校 工業