実践:高等学校 第3学年「体育」
倉敷市立精思高等学校にて第3学年「体育」の授業が行われました。
実践日:平成31年2月19日(火)19:25~20:50(3・4校時) 授業者:後藤 啓太 講師
活用したICT | iPad(教師用)/短焦点プロジェクター/まなボード |
---|---|
活用したアプリ | カメラ |
ポイント | 短焦点プロジェクターとiPadを活用して、模範となる動作(シュート)と、撮影した生徒の動作(シュート)との比較をさせ、プレーの改善に役立たせる。 |
指導の流れ -バスケットボール「レイアップシュート」
学習のねらい
○バスケットボールの「レイアップシュート」の技術を身に付ける。
○模範実技の映像と自らの実技の映像を比較し、改善すべき点に気付き、練習に活かすことができる。
導 入
○本時の目標と2時間の授業の流れを確認し、タイムマネジメントを意識させる
○ペーパーテスト(知識・理解)…バスケットボールに関する内容のテスト実施(5分間)
○準備運動
展 開
○パス練習
○レイアップシュート練習
(1)模範となる実技のビデオを見て、ひとつひとつの動作を確認させる。
(短焦点プロジェクターを使用し、体育館の壁に映像を投影する。また、生徒の動作を録画するためにiPadを使用)
(2)動作のポイントは「まなボード」を活用し、生徒に分かりやすく示す。
(3)シュート練習(教師がiPadで生徒全員のシュート動作を撮影する)
(4)生徒は自らのシュートの映像を見て、模範となる実技の映像と比較し、改善すべき点に気付く。
・一人ひとりの動作の映像を見ながら、解説を加え、改善すべき点を意識させる。
・映像を見せながらよい点をしっかり褒める。
(5)気付いた改善点を意識させながら再度シュート練習を行う。
○ゲーム
・ゲーム形式の中で練習したシュートを活用させる。
まとめ
○今日の振り返り
○本単元(バスケットボール)のまとめをワークシートに記入させる。
使用したアプリ
・短焦点プロジェクター
一般的なプロジェクターの投写距離はプロジェクター機種によって様々です。ワイド100インチで最低でも約300cm程度必要となります。しかし、短焦点プロジェクターだと、その半分程度の距離(約150cm〜)で同じ画面サイズを投射することが可能。本実践のように、体育館の壁に真下から投影することができます。
・まなボード
協働学習を支援できるスチレン製のミニホワイトボードで、ワークシートを挟む、ボードに書き込む等さまざまな使い方ができます。マグネット付きなので黒板に貼り付けることができ、A3用とA4用があります。