犬養毅(岡山出身)の暗殺~五.一五事件の真相にたどりつけ~
動画の内容
犬養木堂記念館
岡山市にある犬養木堂記念館は、岡山市に生まれ岡山県初の内閣総理大臣となった犬養毅に関わる貴重な史料を見ることが出来る展示館です。
犬養毅はなぜ「木堂」と呼ばれている?
犬養毅は、優れた書家でした。「木堂」という名前は、号です。号というのは、昔の書家、文人たちが使った「別名」、今で言う「ペンネーム」のことです。
憲政の神様
犬養毅は、政党政治や多くの人々が政治に参加できる普通選挙の実現を目指していました。犬養たちは、これまでの薩摩藩や長州藩の出身者を中心に行われていた「藩閥政治」を改め、憲法に則った政党政治の確立を目指し、護憲運動を起こしました。この運動で、犬養毅は尾崎行雄とともに「憲政の神様」と呼ばれるようになりました。
暗殺
アメリカで発生した世界恐慌の影響によって昭和恐慌が日本を襲いました。その中で総理大臣となった犬養毅は、経済の立て直しを図ります。しかし、昭和7年1932年5月15日。首相官邸にいた犬養毅は、海軍の青年将校たちに襲撃され、暗殺されてしまいました。
動画に関連する本
「歴史を知ろう 明治から平成 3」 「歴史を知ろう 明治から平成」編集委員会・編(岩崎書店)
「タテ割り日本史5戦争の日本史」 講談社 編 (講談社)
「明治から現代2 日本とアジアの歴史」 監修 坂井俊樹 (ポプラ社)
動画に登場する「犬養木堂記念館」について
第29代内閣総理大臣であった犬養毅は、書にすぐれ、多くの作品を残しました。犬養木堂記念館では、犬養毅の生涯を、遺品や写真、手紙、書などゆかりの資料で学ぶことができます。
木堂(ぼくどう)とは、犬養毅のいわゆるペンネームの1つです。
【基本情報】
- 住所:〒701-0161 岡山県岡山市北区川入102-1
- 電話番号:086-292-1820
- 営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日:火曜日(休日を除く)、祝日の翌日(土曜日・日曜日を除く)、12月28日~1月4日
- 問い合わせ先:086-292-1820(犬養木堂記念館)
- 料金:無料


