燃やした後のごみのゆくえ~海にあるうめ立て地~

動画の内容

燃やした後のごみ
燃やした後の灰やリサイクルできないごみは、どのように処理されるのでしょうか。リサイクルできないごみは、埋め立て場に埋めることになります。埋め立て場には、山の埋め立て場と海の埋め立て場の2種類があります。水島処分場は、海にある埋め立て場です。

水島処分場の構造
海底の深いところに水を通さない粘土のような土の層があります。この水を通さない土の層まで、大きな杭を打ち込み、2重の壁で囲むことで、ごみから出る有害な物質が海底にも海にも流れ出さないようにしています。さらにごみに触れて汚れた水は、「排水処理場」という施設で、きれいにしてから流すよう、環境に配慮しています。

水島処分場
第2処分場は、平成21年から埋め立てが始まり、13年目になります。その埋め立て容積は240万㎥。25メートルプールの約4500杯分の容積です。大きい容積ですがあと2年でいっぱいになります。

私たちにできること
新しく処分場を作ろうと思っても、どこを処分場にするのか、場所を選ぶのは大変です。地域の方の理解が必要です。それに、たくさんのお金もかかります。また、処分場から出る水をきれいにすることは、埋め立てが済んでもずっと続ける必要があります。新しい処分場を作ることは、簡単なことではないのです。私たちはごみを減らす3Rの取組みを実践して、今ある埋め立て場を長く使えるようにしないといけません。

動画に関連する本

「追跡!ごみのゆくえ 燃やさないごみ」吉田 忠正/文・写真   辻 芳徳/監修
「ごみはどこへ ごみのしょりと利用 [2] ごみのゆくえ」 高月 紘/監修   WILLこども知育研究所/編・著
「なぜ?から調べるごみと環境 2 まちの中のごみ」 森口 祐一/監修

動画に登場する「岡山県環境保全事業団」について

当施設では、廃棄物処理処分の流れを見学することが出来ます。安全性・信頼性の高い産業廃棄物処分場の整備を行っています。

【基本情報】

  • 住  所:〒712ー8074 岡山県倉敷市水島川崎通1-18
  • 電話番号:086ー440ー0666
  • 見学時間:見学内容により変動しますので、ご相談ください。
  • 営業日:月曜日から土曜日(※月曜日〜金曜日に見学の受入を行っています。)
  • 定休日:日・祝日、12月29日から1月3日(※時期により受け入れできないこともあるので、事前に要確認)
  • 問い合わせ先:086-440-0666(水島事業所)
  • 料金:無料 (※学校・団体単位の受入れとなります。)