情報を生かす福祉産業

動画の内容

福祉機器の進化と福祉産業の役割
低周波の電気を患部に当てて治療する「低周波治療器」や、寝たままの姿勢でお風呂に入れる「介護用入浴機器」など、福祉機器はどんどん進化しています。福祉に関わる色々な製品を製造している「オージー技研株式会社 邑久工場」(瀬戸内市邑久町)は、怪我や病気からの回復や、高齢者の豊かな生活を支える福祉産業に貢献しています。

福祉産業に「情報を生かす」とは?
誰がどんな支援を必要としているのかをつかみ、一人ひとりに合った支援を行うために、オージー技研では、情報を生かした福祉製品の開発に取り組んでいます。

情報を生かしたトレーニングマシン
例えば、車椅子のまま有酸素運動ができるトレーニングマシンには、脈拍や運動量などの情報を記録し表示する機能がついています。また、記録情報をタブレットに転送できるため、データの管理や分析がスムーズになり、離れた場所から一度に複数の利用者をサポートすることも可能になりました。

理学療法士や利用者にとってのメリット
理学療法士にとって、利用者の情報収集が自動化されたことで負担が軽くなり、複数の利用者にも余裕を持って関わりながら、より良いサービスを提供できるようになりました。利用者や施設職員にとっても、トレーニング中の運動データを、トレーニングしながら確認できたり、トレーニング後に確認できたりすることが、安心感やモチベーションにつながっています。

情報の活用によって、福祉産業を笑顔に!
医療介護の現場では、ICTやロボット技術を生かした製品開発が進んでおり、情報を生かした福祉産業の進化で、利用者やサポートする側の人の笑顔がますます増えることが期待されます。

動画に関連する本

「産業とくらしを変える情報化 5  「教育・福祉」を変える情報ネットワーク」堀田 龍也/監修(学研教育出版)
「情報を活かして発展する産業 [3]  福祉・医療」澤井 陽介/監修(汐文社)
「日本の自動車工業 5  福祉車両とバリアフリー」鎌田 実/監修(岩崎書店)

動画に登場する「オージー技研株式会社 邑久工場」について

オージーウエルネスは、1949 年に創業し、「物理療法機器」「リハビリ機器」「介護用入浴機器」を主力に、ウエルネス創造メーカーとして、生涯現役社会の実現を使命に従来の枠組みにとらわれることなくリハビリのサポートに挑戦し続けます。

【基本情報】
住所:〒701-4233 岡山県瀬戸内市邑久町向山77
営業日:月曜日~金曜日
営業時間:9:00~17:00
休館日: 毎週土・日及び祝日 その他夏季・年末年始
問い合わせ先:0120-01-7181(平日受付コールセンター)
料金:無料