印染職人ってどんな仕事?
動画の内容
■「印染」ってなんだ?
「印染」とは、日本の伝統的な染物の技法で、家紋などの「印」をくっきりと染め上げるのが特徴です。今回は、高梁市にある「有限会社やなわけ染色」をたずねて、法被や旗、神社のぼり、奉納幕、のれんなどの印染製品が手作業で作られる様子を、学んでみましょう。
■まさに職人技!「手捺染」の流れ
やなわけ染色では、「手捺染」という染め方で、印染製品を作っています。「手捺染」とは、生地の上に、染めたい模様を型取った「染め型」を置いて、染料を流し入れ、「スキージ」というヘラで色を染みこませる染め方です。染める色ごとに型を変えて、たくさんの色を重ねたり、複雑な柄を表現したりできます。
まずは「①染め型づくり」で、パソコンで作った原寸大のデザインを、「カッティングプロッター」という機械でカッティングシートに切り出して、「染め型」を作ります。次に「②染め枠づくり」で、「染め型」を型枠に貼り付けて「染め枠」にします。同時に「③調色」で、注文どおりの色になるよう染料を調合します。そして、いよいよ「④捺染」。「捺染台」に生地を貼り付け、上に「染め枠」を置き、「染め枠」に調色した染料を流し入れ、「スキージ」を使って均等に染めていきます。染めたあとは、「⑤乾燥」「⑥蒸し」「⑦水洗」「⑧仕上げ」まで、1枚1枚丁寧に行い、お客様にとって「これだけしかない」1枚を作り上げます。
■伝統を未来へ ~好奇心と挑戦する心を大切に~
かつては医師を目指していた柳分さんですが、お父様の病気をきっかけに、家業を手伝うべく、印染職人の道に進みました。染めの現場で経験を積み、失敗を重ねながら技術を磨いてきました。今後は、法被や神社のぼりの製造を通して、地域の祭り文化を支え、守り続けていくとともに、海外にも広めていくことを目指しています。
動画に関連する「有限会社やなわけ染色」について
🌷基本情報🌷
【住所】
〒716-0036 高梁市松原通2106-1
【電話番号】
0866-22-2448