火事からまちを守る消防署の工夫

動画の内容

119番のふしぎ
日本では火事が起きてもすぐに消防自動車がかけつけて消火活動を行ってくます。消防自動車はどうしてこんなに早く駆けつけることができるのでしょうか。119番の電話はどこにつながっているのでしょうか。

通報から出動まで
火事が起きた時の119番通報は、通信指令室に繋がります。火事の通報があると火事の起きた正確な場所を聞いて専用のシステムに入力します。そして、現場に近い消防署から消防自動車や救急車に出動命令を出すのです。出動命令があった消防署の消防士は、あっという間に出動します。

訓練
消防士は火事が起きた時に1分、1秒でも早く火事の現場へ駆けつけるために、普段から訓練や器具の点検をしています。訓練は、防火服、マスク、ボンベなど、火事の現場と同じ装備で行います。すべての装備を合わせると、約20㎏あります。どんな場所で火災が起こっても対応できるように、高い建物のはしごを登ったり、建物に取り残された人を救助したりする訓練を行っています。

様々な消防車
消防自動車には、消火や救助のための器具がたくさん積まれています。ポンプ車やレスキュー車など、様々な車両があり、火事の場所や大きさによって、出動する消防自動車が違います。出動するときは、サイレンや赤色灯、スピーカーを使って、周りの車に道を譲ってもらいながら、素早く現場に到着できるようにします。

24時間の対応
夜に火事が起きてもすぐに駆け付けられるよう、消防署には常に消防士が待機しています。当番の日は24時間働きます。途中で仮眠がとれるよう、消防署にはベッドもあります。

動画に関連する本

・まちのしごとば大研究5 消防署/まちのしごとば取材班/編(岩崎書店)
・消防署・警察署で働く人たち / 山下久猛/著(ペリカン社)
・楽しくわかる!なぜ?どうして?仕事のお話 / 池田書店編集部/編(池田書店)

動画に登場する「赤磐市消防本部・赤磐市消防署」について

消防署では、まちの安全と人々の命を救うため、24時間体制で仕事をしています。火災や事故等が起こったときには、消火活動や救助活動、急病人やけが人などの応急処置、病院への搬送などを担います。
いつでも出動できるように、毎日車や道具の整備をし、訓練を行っています。

【基本情報】

  • 住所:〒709-0807 岡山県赤磐市津崎114
  • 電話番号:086-955-2287(消防署) 086-955-2244(代表)
  • 問い合わせ先:086-955-2287(消防署) 086-955-2244(代表)