大原美術館の方に聞く　作品鑑賞のポイント～プロは作品をどう見るか～

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大原美術館
倉敷市にある大原美術館では、たくさんの絵画・彫刻作品が展示されています。所蔵作品が約3,000点あり、世界中から年間30万人が訪れています。

鑑賞のポイント１「何が描かれているか」
絵の中に、どんなものが描かれているかよく見てみましょう。

鑑賞のポイント２「どのように描かれているか」
どんな塗り方をしているのか、どんな色を使っているのか、筆をどのように動かして塗っているのか見てみましょう。

鑑賞のポイント３「どのように感じるか」
絵の中では、どんな風が吹いていますか。どんなにおいがしてそうですか。絵の外側にはどんな様子が広がっているのでしょうか。絵の世界に浸ってみましょう。

鑑賞のポイント４「友達と感じたことを伝え合う」
絵の感じ方は人それぞれです。友達の意見を聞くとまた新しい発見があります。

鑑賞のポイント５「角度を変えて見てみる」
前からだけじゃなくて、後ろから見てみたり、触ってもいい作品は手触りを確かめたりしてみましょう。
※美術館の作品は触ってはいけません。

・美術館のひみつ/草薙奈津子／監修（PHP研究所）
・美術館って、おもしろい！/モラヴィア美術館／著・阿部賢一／訳（河出書房新社）
・はじめての美術鑑賞/ロージ・ディキンズ／文・宮坂　宏美／訳（あかね書房）

倉敷の事業家・大原孫三郎によって1930（昭和5）年に設立された日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。クロード・モネや、パブロ・ピカソなど、教科書で見たことのある有名な芸術家の作品が数多く展示されています。西洋美術をはじめ、日本近代洋画、東洋の古美術など、幅広い作品を楽しむことができます。

【基本情報】