製材工場のひみつ

動画の内容

院庄林業
山から切り出されてきた丸太を加工して、材木にしていく工場です。加工することで、木の価値が高まり、高く売ることができます。大きさや太さの違う丸太を販売できる材木にどのように加工しているのでしょうか。

選木
集められてきた丸太は、まず大きさや種類、状態などで細かく仕分けられます。

皮むき
仕分けされた丸太は、皮をはいでいきます。

カット
皮を剥いだ丸太を、角材や板材に加工します。1本ずつ形や大きさの違う丸太をどのようにカットしたら効率よく材木が取れるか、コンピューターで計算して、切っていきます。

乾燥
切り出したばかりの丸太には水分が80%も含まれています。このまますぐに使ったら、木が乾燥してひび割れてしまったり、形がゆがんでしまったりすることがあります。そのため、切り出した材木は、しっかり乾燥させてから出荷します。以前は長い時間をかけて自然乾燥していましたが、今は機械を使って1週間ほどかけ、水分が15%以下になるまで乾燥させています。

仕上げ
材木の表面をツルツルに削って仕上げます。仕上がった材木は乾燥度や強度を機械で測り、外観チェックをして合格したものだけを商品として、お客さんのもとに届けます。

動画に関連する本

「自給力でわかる日本の産業 8  木材・セメントはどこからくるの?」  学研 (学研)
「発見!植物の力 6  木と木材 」小山 鐵夫/監修 (小峰書店)

動画に登場する「院庄林業株式会社」について

院庄林業株式会社では、岡山県産ヒノキを使った無垢材や集成材の製作、木材をあらかじめ機械加工した状態で現場に搬入するプレカットの導入など、建築面で貢献する一方で、適度な伐採や植林など、森林の管理にも力を入れています。

【基本情報】

  • 住  所:〒708-0013 岡山県津山市二宮22-1
  • 電話番号:0868-28-2111(本社)
  • 営業日:月曜日から金曜日
  • 定休日:土・日・祝、お盆、年末年始  ※会社カレンダーによる
  • その他:見学などについては、お電話もしくはHPよりお問合せ下さい。