南の国からやってきて子育てをする鳥「ブッポウソウ」

動画の内容

ブッポウソウ

ブッポウソウという渡り鳥は、春から夏にかけて、東南アジアから日本にやってきます。岡山県の中央部にある吉備中央町には、日本に飛来する約1/3のブッポウソウがやってきます。春から夏にやってくるのは、ひなの餌となる昆虫がたくさんいて、子育てをするための十分な食べ物を捕ることができるからです。

大切な鳥

ブッポウソウは、鮮やかな青緑色の羽が特徴の鳥ですが、森林の減少などにより絶滅の危機にある鳥です。親鳥は去年と同じ巣箱へ帰ってくる可能性が高いため、吉備中央町では、巣箱を整備して、ブッポウソウの子育てができる場所をたくさん用意するなど、保護活動を行っています。これからもブッポウソウがずっと子育てができるように、昆虫が生息している里山の環境を残してみんなで静かに見守ることが大切です。

日本にやってくる渡り鳥

渡り鳥は南北を移動しています。夏に日本にやって来る鳥を夏鳥、冬に日本にやって来る鳥を冬鳥と呼んでいます。アマサギやキビタキ、ツバメなどは夏鳥です。ヒドリガモやミコアイサ、ミヤマホオジロなどは冬鳥です。

 

動画に関連する本

「どうしてそんなかお? 2  鳥」  有沢 重雄/作 (アリス館)
「鳥」 上田 恵介/監修 (小学館)
「ツバメ」 亀田 龍吉/著 (あかね書房)

動画に登場する「吉備中央町役場 協働推進課」について

【基本情報】

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