薬剤師ってどんな仕事?岡山県出身の人に聞いてみた

動画の内容

薬剤師・朝田央さん
ダテ薬局(玉野市)で薬剤師として働く朝田央さんは、玉野市出身で、玉野市立玉中学校、県立玉野光南高校を卒業後、大学で薬のことを勉強し、幼い頃からの「病気で困っている人を助けたい」という思いを胸に薬剤師になる夢を叶えました。

二種類の薬
薬には、ドラッグストアやコンビニなどでも買える「一般用医薬品」と、「処方箋」という薬のレシピを元に薬剤師が調剤(薬剤を調合)する「医療用医薬品」があります。「医療用医薬品」の種類は、1万7千種類以上あり、調剤の組み合わせもそれだけ多くなります。

調剤の仕事
調剤は、人の命や健康に直接関わるため、正確・慎重な作業が必要です。「お薬手帳」と「薬剤服用歴」をチェックして、過去の副作用やアレルギー反応、病気の記録を把握し、利用者に合う薬を安全・安心に提供します。

調剤だけじゃない!薬剤師の仕事
調剤だけでなく、体調管理・病気予防の相談対応や、健康食品・介護用品の提供も大切な仕事です。そして、病気や高齢で薬局に行くことが難しい方には、薬を直接配達しています。

薬剤師になるには?
薬剤師として働くためには、薬剤師国家試験に合格して資格を取ることが必要です。正確な調剤に役立つ理科や数学、医師や看護師との協力に必要なチームワークを学んでおくと良いそうです。朝田さんは、薬のプロフェッショナルである薬剤師として、日々勉強も続けながら、地域を支えています。

動画に関連する本

「お仕事ナビ 4  医療に関わる仕事」お仕事ナビ編集室/[編](理論社)
「ジブン未来図鑑 8  医療が好き!」(ポプラ社)
「 薬剤師の一日」 WILLこども知育研究所/編著(保育社)