大阪城に岡山の○○が!?〜大阪城と北木島・犬島〜

動画の内容

大阪府にある頑丈な石垣の上に建てられた「大阪城」には、岡山県産の石が数多く使われています。大阪城には、100万個以上の石が使われていて、その中には「巨石」と呼ばれる巨大な石があることも特徴です。当時、徳川家から大阪城の石垣の修復を任されていた岡山藩主「池田忠雄」が、その工事に並々ならぬ力を注いでいたことが影響しています。岡山県南西部にある笠岡市の北木島や岡山市の犬島から、巨石が大阪まで運ばれていたのです。江戸時代の人は、巨石をどのようにして採っていたのでしょうか。

動画に関連する本

「大坂城」宮上 茂隆/著(草思社)
「事前に調べる修学旅行パーフェクトガイド [5]  大阪・奈良・伊勢志摩」 日本修学旅行協会/監修(金の星社)

動画に登場する「石切りの渓谷展望台」について

かつて良質な大材が採れることにより全国各地だけでなく海外にまでその名を馳せた北木石(北木島で採掘される花崗岩)は、徳川幕府が再築した大坂城の石垣、日本銀行本店本館、東京駅丸ノ内本屋、明治生命館、靖国神社の石鳥居など、日本を代表する建造物に使用され、北木島も「石の島」として大いに栄えていました。
最盛期127箇所あった石切り場は現在2箇所のみとなり、石切りの渓谷は、今もなお良質な石材を採掘する現役の石切り場を活用した展望台となっております。近年ではその特殊な歴史文化と最大高低差150mの圧倒的な景観に触れられることより日本遺産として認定され、数多くの人と北木島を結ぶ接点としても活躍しております。

【基本情報】

住所:岡山県笠岡市北木島町8703
電話番号:0120-68-2120(鶴田石材株式会社 本社採石場)
営業時間:平日 |12:00~13:00
土日祝|11:00~13:00
※年末年始を除く
料金:中学生以上|1,000円
小学生  |500円
小学生未満|無料
その他:笠岡駅から徒歩15分の伏越港より「金風呂丸」か「大福丸」のカーフェリーに乗船し、北木島の北側にある豊浦港か金風呂港で下船してください。