新聞ってどうやって作るの?さん太しんぶん館で学ぼう!

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動画の内容

新聞を作る「さん太しんぶん館」
「山陽新聞社 新印刷工場 さん太しんぶん館」(早島町早島)で、新聞がどのようにして作られているのか見てみましょう。

新聞用紙の原材料「巻きとり紙」
新聞用紙のもとは「巻きとり紙」という長さ19kmもある紙で、1本から約7000部の新聞が作られます。巻きとり紙の原料の80%以上は新聞などの古紙で、環境にも配慮しています。

新聞が届くまで
新聞は、1日に20数万部も配達されています。毎日、23時の締切までに新聞の内容を作らなければ、印刷作業に間に合わないため、新聞作りは時間との勝負です。

1 取材(締切まで約14時間)
記者が現場に行って、インタビューや写真撮影を通じて、記事の材料を集めます。「新聞記者の7つ道具」(カメラ・名刺・メモ帳・えんぴつ(ペン)・社員手帳・ボイスレコーダー・国語辞典)を使います。

2 記事を書く(締切まで約10時間)
会社に戻って、取材内容をもとに記事を書きます。信頼度の高い情報を伝えるため、内容や誤字脱字をしっかり確認します。

3 編集会議(締切まで約8時間)
記事のタイトルである「見出し」や記事の場所などの「デザイン」を決めていき、紙面計画を立てます。

4 紙面を組む(締切まで約5時間)
見出しやデザインが決まったら、パソコンを使って実際に文字や写真を並べ、紙面を組みます。

5 印刷する(締切時間の23時)
「輪転機(りんてんき)」と呼ばれる大型印刷機で新聞を印刷します。カラー印刷はC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(黒)の4色を重ねてきれいな色を再現します。

情報メディアとしての新聞の良さ
新聞には、広げると重要な記事が一目で分かるという良さがあります。インターネットでも新聞を見ることができるので、ぜひチェックしてみましょう。

動画に関連する本

「池上彰の新聞活用大事典 4  新聞を作ってみよう! 」池上 彰/監修(文溪堂)
「SDGsを学んで新聞を作ろう [5]  作ろう!SDGs新聞」ニシ工芸児童教育研究所/編(金の星社)
「書きかたがわかるはじめての文章レッスン 4  新聞・報告書」金田一 秀穂/監修(学研教育出版)

動画に登場する「山陽新聞社 新印刷工場 さん太しんぶん館」について

完全予約制です。受け付けは見学希望日の12カ月前から1カ月前まで。ホームページ内の「見学申込フォーム」に必要事項を入力いただくか、「見学申込書」をダウンロードし必要事項を記入した上でメールに添付してお申し込みください。原則として10人から80人までの団体を定員とします。
80人を超える場合はご相談ください。

【基本情報】
所在地:〒701-0304 岡山県都窪郡早島町早島2671番地1
開館日:月曜~金曜(祝日、年末年始を除く)
見学時間:見学は1日2回約90分(※下記時間以外の利用については、お申し込みの際にご相談ください。)
午前の部 10:00~
午後の部 13:00~
問い合わせ先:086-803-8075(山陽新聞社読者局共創本部 教育サポートセンター)
料金:無料