後鳥羽上皇　面影を残す地　～新庄村に伝わる伝説と史跡

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新庄村

がいせん桜で有名な新庄村は、古くから出雲街道が通り、出雲往来など、宿場町としてにぎわってきました。

出雲街道

播磨国から美作国、伯耆国を経て出雲国へとつながっていました。

後鳥羽上皇

鎌倉時代に京都で院政を行っていた後鳥羽上皇は、1221年、幕府から政権を取り戻すため、承久の乱を起こしましたが戦に敗れてしまい、島根県にある隠岐の島に流されました。

後鳥羽公園

戦に敗れた後鳥羽上皇が、隠岐の島に流されるときに通ったとされる場所です。後鳥羽公園にある硯岩（すずりいわ）で墨をすり、都から遠ざかる思いを詩にしたとされています。歌碑に、都から遠ざかる思いを詩にした言葉が刻まれています。

・「犬のごろたろう」立石　憲利／編著（手帖舎）

・「出雲街道（１）ガイドブック」出雲街道勝山宿の会／著（出雲街道勝山宿の会）

・「新庄村の民話」立石　憲利／編著（新庄村教育委員会）

承久の乱（1219年）の後、後鳥羽上皇が隠岐の島に流されたときに通った「出雲街道」。「出雲街道」周辺一帯が散策の公園になっています。公園内には後鳥羽上皇が詠んだ歌の石碑が建っているなど、後鳥羽上皇の史跡にちなんで「後鳥羽公園」と名付けられました。

【基本情報】