縄文時代・弥生時代の岡山の人びとのくらし
動画の内容
古代吉備文化財センター
古代吉備文化財センターは、地下から発掘した貴重な出土品の調査・研究を進めて岡山の歴史を明らかにする活動拠点です。
縄文時代に岡山に住んでいた人のくらし
ナイフや斧、矢じりが出土しています。石や動物の骨を加工して、木と組み合わせて使っていました。貝塚があることから、集落があったことが分かります。縄文土器の表面に縄目の紋様がつけられています。この頃に土器が発明されたことで、食べ物を煮たり、蓄えたりすることができるようになり、長生きできるようになりました。
弥生時代に岡山に住んでいた人のくらし
米の煮炊きで使われていた土器が出土しています。弥生時代になると、米づくりが、中国から日本に伝わってきます。岡山でも、米づくりが行われていました。石でつくられた道具はやがて、中国から伝わった鉄や青銅に変わっていきました。米づくりを始めると、より多くの人の協力が必要になり、豊作を祈る祭りなどによって団結を強めました。そして、むらをまとめる強い力をもった人が現れました。
動画に関連する本
「縄文人と弥生人」 監修 山岸 良二(ポプラ社)
「体験しよう!縄文人のくらし 1 すまいと生活」 文・絵 本山 浩子(汐文社)
「土にうもれた歴史をさぐる!考古学がよくわかる事典 発掘の方法から遺物の見方まで」 國學院大學考古学研究室編(PHP研究所)
動画に登場する「岡山県古代吉備文化財センター」について
展示室では、県内の発掘調査で出土した銅鐸や埴輪などの貴重な品が時代別・テーマ別に展示されています。その昔「吉備」と呼ばれていた岡山県、そこで暮らした古代の人々の様子を思い浮かべることができる施設です。子どもたちが古代の生活に親しむ「こども体験教室」を定期的に開催しています。
【基本情報】
- 住所:〒701-0136 岡山県岡山市北区西花尻1325-3
- 電話番号:086-293-3211
- 営業時間:9:00~17:00
土・日曜日・祝日も開館 - 休館日:年末年始、臨時休館あり
- 問い合わせ先:086-293-3211(岡山県古代吉備文化財センター)
- 料金:無料

