実践:小学第4学年 社会科 信号機の仕組みを再現!

里庄町立里庄東小学校にて、Artec Roboを活用したプログラミングを実践しました。
実践日:平成30年10月30日(火) 授業者:手柴 孝太 教諭

活用したICT Artec Robo(信号機)/ タブレット端末(iPad) / モニターTV /  実物投影機
活用したアプリ Tickle for Studino
授業の目標 グループで協力して、信号機の仕組みを再現することで、信号に関わる人々の工夫や努力についてより深く学ぶことができる。

指導の流れ

学習課題:
信号機に関わる人々の工夫や努力について考えよう

導 入

前時の学習を振り返り、資料をもとに信号機が交通安全を守るために果たす役割を確認し、信号機がプログラム(コンピュータ)によって動作していることを話し合う。

信号機の果たす役割に着目

展 開

Artec Robo(信号機)をプログラミングし、信号の仕組みを再現する

プログラムを作成するための基本操作と「赤信号→青信号」を点灯させるプログラムの作り方を確認

グループで協力してプログラムを作成

基本操作を確かめた後、「信号機が休まずに動き続けること」の必要性について話し合い、繰り返し動作する信号機のプログラムを作成

信号機が休まずに動き続けるプログラム(例)

次に、「青信号の点滅」の必要性について話し合い、「青信号の点滅」のプログラムを作成

青信号が点滅する信号機のプログラム(例)

ま と め

信号機のプログラムには、歩行者の安全を守り、交通事故を防ぐために「青信号の点滅」という工夫があることを確認し、まとめと振り返りを行う

 児童は、信号機の仕組みを再現したことにより、信号機(交通安全)に関わる人々の工夫や努力を実感することができ、教科の学びを確実にすることができた。また、本実践後には、学校近隣の点滅信号に出向き、信号が点滅する時間の長さを計ったり、その時間内に安全に渡れるかどうかを実際に歩いて確かめたりしたことで、自分たちの安全を守るためにコンピュータが活用されていることを再確認し、安全に対する意識の高まりにもつなげることができた。

なお、本実践で、Artec Robo(信号機)のプログラミング体験を行うことでプログラミングの基本的な技能を身に付けることができるため、その後のプログラミング体験(ロボホンのプログラミング体験等)に円滑につながった。

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