おかやまICT活用実践事例集

実践:小学校クラブ活動(PCクラブ)Spheroを思い通りに動かそう!

参加者:小学生(4~6年生) 12名
実践日:平成31年3月11日(月)
実践者:備前市立日生東小学校  髙原 由起子 教諭  

プログラミング教材Sphero mini
活用したICT iPad / プロジェクタ /
活用したアプリSphero Play    Sphero Edu
ポイント・クラブ活動(D分類)での実践
・教材は、岡山県総合教育センターから貸出

実践の様子

導 入

①指でスフィロを動かそう(Sphero Play)

● iPadとSpheroを無線接続し、基本的な操作方法を確かめる。 その後、iPadのアプリ「Sphero Play 」を使用し、指で画面をなぞり、自由自在に動かしてみる。

雨どいを短めに切ったものを置いて、トンネルにした

②タブレットをかたむけてスフィロを動かそう「Sphero Play」

●Spero本体、iPadどちらにもジャイロセンサーが入っており、iPadを傾けることでSpheroを動かすことができる。指での操作感との違いに、児童たちは歓声を上げながら、楽しく動した。

展 開

③プログラムでスフィロを動かそう(1)「Sphero Edu(ドロー)」

 ここまでは、手動でスフィロを動かしてきたが、ここからプログラムによってスフィロの動きを制御していくことを伝える。

●Sphero Edu(ドロー)を使って、指で描いた通りの動きをプログラムする。直接動作させるのではなく、プログラミングを行って動作させる違いに驚き、児童たちは活動に夢中になっていった。

④ プログラムでスフィロを動かそう(2)「Sphero Edu(ブロック)」

●指でなぞるプログラム「ドロー」の体験を行った後、命令ブロックを組み合わせて、Spheroを動作させる「ブロック」でのプログラムを作成した。「往復させる」→「四角形を描く」→「2回繰り返し四角形を描く」と少しずつ課題の難易度を上げていった。児童たちは、グループで協力して、いろいろと試行錯誤しながら、課題をクリアできるように工夫した。

児童たちは、事前のクラブ活動で「アワーオブコード( https://hourofcode.com/jp/learn )…命令ブロックを積み重ねることでプログラミングができる」を行っていたため、スムーズにブロックを操作し、プログラミングを行うことができた。

クラブ活動(D分類)でプログラミング体験のすすめ

Spheroのように物体を動作させるタイプのプログラミング教材の中には、教科のねらいと関連づけて活用しにくいものがある。そこで、こうした教材を体験する場としてクラブ活動が有効である。『プログラミング教育の手引(第2版)』には、「クラブ活動は、異年齢の児童同士で協力し、共通の興味・関心を追求する 集団活動であり、学校の創意工夫により、コンピュータクラブ、プログラミングクラブなどを設けて、コンピュータやプログラミングに興味・関心を有 する児童が協力してプログラムを作成するなどの活動を実施することが考えられます。」と記されている。このことから、プログラミング体験そのものにねらいを置いてクラブ活動を行うことにより、プログラムの働きのよさ等への気付きを促し、コンピュータ等を上手に活用して問題を活用しようとする態度を育てていきたい。また、クラブ活動は、比較的時間のゆとりがあるので、授業の中で「もっとプログラミングをしたい」と感じた児童の期待にも応えることができる。

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