【GIGA取材】岡山県立玉島高等学校での1人1台端末活用事例(書道)を取材しました

 令和4年6月、初任者研修において玉島高等学校芸術科の授業参観を行いました。それぞれの授業において、学校をあげて取り組んでおられる探究活動の一端を、そして1人1台端末の効果的な活用を見ることができました。

 今回は、芸術科書道におけるICTの活用事例を2つ紹介します。どちらの事例も、資質・能力の育成に向け、非常に効果的にICTを活用しています。

 1つ目は、実際に参観させていただいた授業です。2つの古典の字が重なった瞬間の生徒たちの反応が非常に印象的でした。視覚的に示すことの効果を強く実感しました。

Googleスライドを利用した運筆の特徴の分析

 2つ目は、探究活動における1人1台端末の活用事例です。検証、考察、発表の各段階において、Chromebookを効果的に活用しています。また、端末のカメラ機能を使う場面、動画を見て自身の用筆・運筆を客観視する場面を年度の早い段階に設定し、その経験を後の活動に発展的に生かしていくよう、年間計画も工夫されています。

 - 高等学校 芸術 クラウドやアプリの活用, 思考やデータの可視化, 対話を充実させる活用, 思考を促す活用